聖なる夜に

9.『再会、そして・・・』


―・・ニャ――――ァン!!
(あの声は・・!)
ポコニャンは重い体をひきずりながら、元いた川原へと戻ろうとしていました。
「・・ペコ・・ニャァアアン・・!!」

「!ポコニャン!いるのニャね!そこで待ってるニャ!!」
再会。
この瞬間をどんなに待ち望んでいた事でしょう。
「ポコニャン!逢いたかったニャ!!」
「ペコニャン!来ちゃダメニャ!」
「・・え・・・?な・・なんでニャ・・!?」
思いもかけないポコニャンの言葉にペコニャンは動揺を隠せませんでした。

「ペコニャン・・ボクはもうダメニャ・・ボクは・・君にお別れを言いに来たんニャ・・」

「な・・どうしてそんな事言うんニャ?そんな弱気になってちゃダメニャ!?」
「ボクは・・伝染病にかかっているニャ・・それも・・もう治らない所まできてるニャ・・。一緒にいたら君も・・だから・・君に伝染る前に・・」
「何言ってるニャ!そんなの平気ニャよ!ポコニャンに逢えなくなる方がずっと嫌ニャ!!」
「ボクは・・!ペコニャンにこんな苦しみを味わって欲しく無いんニャ!!」

「ポコニャン・・!!でも・・!」
「ペコニャン!・・わかって・・欲しいニャよ・・」
「・・ダメ・・やっぱりそんなのダメニャ!!病気が伝染るから、とか・・そんなの関係ないニャ!!ワタシは1秒でも多くの時間をポコニャンと過ごしたいのニャ!!」
ペコニャンはポコニャンのそばに駆け寄りました。
「・・・さよニャら・・ぺ・・コ・・ニャン・・・・ボクの事は・・もう・・」
ドサッ・・・―。
「・・・・・・―ッ!!」
ポコニャンは・・無理がたたったのか、そのまま倒れてしまいました・・。

(ダメニャ・・!イヤニャ!誰か・・誰かポコニャンを助けてニャ・・!)

(ポコニャン!!!!)

突如、まばゆい光が二匹を襲いました!
(・・・・!?・・・)
「ニャッ・・!?」
その光は光度を増し、二匹の体を包み込んでゆきます。
「ポ・・ポコニャ・・―」
突然の出来事に、ペコニャンは気を失ってしまいました…―。

〜to be continue〜