WEBマメ知識:重いページの裏側-2

広告やレンタルカウンターなどが多い

これは突き詰めれば、別のサーバーへのアクセスが多いという事になります。通常、一つのページは複数のファイルから構成されます。基本的なHTMLファイル、フレームを使っていれば各フレームのHTMLファイル、表示される画像、外部スタイルシートファイル、Javaスクリプトファイル、フラッシュファイル、Javaアプレット、音楽ファイル、動画ファイルなど、様々です。

これらの多くは基本となるHTMLファイルと同じサーバー上にあるため、1ファイルに1回のアクセスで読み込みが完了するため早いです(※例外あり)。しかしレンタルカウンターや広告は別のサイトにある事が多く、ページを全て読み込むのにサーバーを切り替えながら読み込む必要があります。

このサーバー切り替えは、実は一度のアクセスで完了しているのではなく、複数回アクセスを繰り返して接続を確立し、その後データのダウンロードを経てようやく読み込みが完了するので結構時間がかかります。つまり、広告が多ければその分のロスが多く発生するので、ページが重くなるのです。

レンタルカウンターも、基本的にはページに画像として埋め込むタイプが多く、ブラウザが画像データをリクエスト→それをカウンタープログラムが受け取って、カウンター画像を作成し、それからブラウザに画像ファイルのデータとして渡す→ブラウザが表示、となるため、テキストカウンターに比べて何十倍、何百倍もの時間がかかります。

この問題は、回線をより高速にする事である程度解決できます。光回線であればあまり気にならないかもしれませんが、ISDNやダイヤルアップを利用している人にとっては、ページ表示に1分〜5分なんてのも日常茶飯事です。

またオーナーサイドから見た場合、広告を減らすか、もしくは広告の掲載元を同じ会社で統一するのも有効です。


テーブルタグと分割画像でレイアウト

テーブルタグは本来、表を表すためのタグなのですが、それをレイアウトに利用し、分割画像を使ってサイトのデザインを行っているところが多いです。しかも企業に非常に多いですね。あとブログに多いです。

テーブルタグというのは読み込まれた後、全体のレイアウトが決定するまで表示する事ができません。つまりインターネットからデータを読み込み、それを画面に表示するまでの間にパソコンで処理する時間が長くなります。また、個別画像を使っていると、その画像の読み込みやサイズの決定などに多くの時間を使うことになり、さらに時間がかかります。そのため、これらの表示にはパソコンの処理能力がモロに影響します。

最近のパソコンは2ギガ3ギガ当たり前の処理能力を持っているので、さほど気にならないのですが、未だに500MHz以下のパソコンを使っている人も多く、この場合、何分待たされるかわかったものではありません。この問題はパソコンを新しくすればある程度は解消できますが、最新のパソコンでも重いと感じるところも存在しますので、完全な解決策にはなりえません。

オーナーサイドから見た場合、スタイルシートをうまく使えば、同じ見た目で非常に高速な表示を実現させる事ができます。


Javaで動的表示

企業のページの特に頻繁な更新が必要なページでは、自動的に更新するためにJavaを利用しているところがあります。この場合、Javaスクリプトが読み込まれた後、そのJavaによってページの内容がかかれます。一昔前の日本一さんのサイトの更新履歴がこれでした。

Javaによるページ構造の記述は、実はパソコンが行っています。つまりこれもパソコンの性能がモロに速度に影響します。

また、古いパソコンやJavaのバージョンが古いパソコン、セキュリティを強化しているパソコン、Javaを無効化しているパソコン、テキストブラウザ、読み上げブラウザなどで、正常な利用ができないことが多く、WEBページの「多くの人に見てもらえる」という利点をかなり損ないます。それだけでなく、利用できなかった人に対して、企業のマイナスイメージまで与えてしまうという、実はかなりの諸刃の剣です。

ちなみにこういうページでは、Javaが使えない環境では「JavaをOnにしてください」とだけ表示されて、Javaを使えるようにしない限り利用できないところが多かったりします。あれは「当社ではJavaを使えない環境に配慮するだけの知識も技術もモラルもありません。私たちは無能です。このサイトを利用する方が尻拭いをしてください。」と言っているのと同じだったりします。私はこういうサイトを作っている企業は信用しません。できるわけありません。

これはサイトオーナーから見れば、キチンとJava無しで利用できる環境を作るべきです。解決策は非常に簡単です。


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