「ポコニャ〜ンvVこれなんてどうニャ?・・あッこれも良いかも・・」
「ペコニャン、どれも可愛いニャよ♪・・でもそろそろお店の人も困っているみたいニャし・・」
「だってニャ〜、こうしてウェディングドレスが着られるニャんて嬉しくてvVニャハ〜夢みたいニャ〜♪・・あッこれも着てみていいかニャ〜?」
ペコニャンはすっかり舞い上がっています。
ペコニャンとポコニャンは今、この街にあるローゼンクイーン商会の洋服店にいました。
あの後ペコニャンが
「やっぱり結婚式なんニャからウェディングドレス、着たいニャ〜♪」
と、言ったからです。
さすがローゼンクイーン商会、ペコニャンサイズのウェディングドレスもちゃ〜んとありました。
「気持ちはわかるんニャけど・・ボクたちイノチウムもってないんニャから・・またくればいいニャ♪」
「・・そうニャね♪わかったニャ☆」
ふたりは、洋服店を後にしました。
(やっぱりこの姿はいいニャね〜♪これからはポコニャンのためにい〜っぱいおしゃれするからニャ♪)
(これからはイノチウムが必要になってくるニャね・・お仕事探さなくちゃならないニャ・・)
―・・それぞれの想いを胸に、クリスマスの夜は明けていきました・・―。
そして翌朝・・。
「ニャ・・にゃぁああぁあ!?」
辺りにペコニャンの絶叫がひびきわたりました!
「な・・!?どうしたニャ!?」
隣で寝ていたポコニャンも飛び起き、そして、絶叫のわけを知りました。
「ぺ・・ペコニャン・・・」
「ポコニャン・・ワタシ達また・・普通の猫になってるニャ・・」
・・どうやら、一夜限りのプレゼントだったようです。
「そんニャ〜・・・ご主人さまぁぁああ〜〜〜〜ッッッ!!・・―――」
〜おしまい♪〜
〜to be continue〜