お絵かき説明

初心者用 お絵かきアプレットの使い方

ここでは、初めての方にも使いやすいPaintBBSの基本的な使い方を図解で説明します。(byくるる)

最初に覚えておきたい事

左クリックで選択/決定、右クリックで逆動作or特殊機能になります。また右クリックはCtrl+クリックや、Alt+クリックでも代用できます。ペンタブなどを使っている場合、Ctrlキーを使うと楽です。

範囲指定するときなどに、絵のはじっこから指定したい場合は、キャンバスの外からでも指定可能です。キャンバスの外から範囲指定した場合、絵のはじっこに自動的に合わさります。

ペンと消しゴムの太さは別々に記憶されます。

キャンバスで右クリックすると、カーソル位置の色を取得できます。その際、今選択されているパレットには影響ありません。右ドラッグする事で、グラデーション内の色などを正確に拾うことができます。

画面の見方

基本画面

窓ボタン やり直す:Ctrl+Y 元に戻す:Ctrl+Z 塗り潰し 投稿/一時保存 横スクロールバー:[スペース]+ドラッグ 縦スクロールバー:[スペース]+ドラッグ 拡大:[+]キー 縮小:[-]キー ツールパレット カラーパレット ペンの太さ:Ctrl+Alt+ドラッグ
ツール保存パレット
レイヤーパレット

▽窓ボタン。全画面表示と通常表示を切り替えます。拡大作業に便利。

▽やり直す。「元に戻す」で戻した手順を、もう一度実行します。

▽元に戻す。手順を1手戻します。人形館では100回まで可能。

▽塗り潰し。クリックした場所を塗り潰す。境界線は現在のレイヤーで判別されます。

▽投稿ボタン。一時保存もココ。

▽スクロールバー。片方だけで上下左右にスクロール可能。

▽拡大縮小。+が拡大、−が縮小。最大12倍まで。キーボードの+−でも変更可能。

キャンバス。ここに絵を描くのだ♪

▽ツールパレット

▽カラーパレット

▽ペンの太さ、ペン記憶、レイヤー

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基本画面の詳しい説明

窓ボタン
全画面表示(ウィンドウビュー)と通常表示(ページビュー)を切り替えます。全画面表示にするとアプレットだけが画面全体に表示されるため、拡大して作業をする時などに便利です。親窓表示をOKにすると最小化などができます。
やり直す
いわゆるリドゥ。Ctrl+Yキーでも実行可能。元に戻すで戻した手順をもう一度やり直します。元に戻すを使っていない場合は意味がありません。
元に戻す
いわゆるアンドゥ。Ctrl+Zキーでも実行可能。手順を1手戻します。人形館では100手分まで戻す事ができます。手順が多くなってくると動作が遅くなります。
塗り潰し
クリックした場所を今のペンで塗り潰します。右クリックではクリックした場所の色を取得できます。
投稿
絵が完成した時に投稿します。また、一時保存して後日続きを描きたい時は投稿後、一時保存にチェックをいれて投稿すれば、絵やコメントが表示されません。
スクロールバー
スクロールバーです。拡大時などに使います。縦横どちらのバーをドラッグしても360度自由な方向にスクロールできます。またキャンバス上で[スペースキー]+ドラッグでもスクロールできます。
+−
+で拡大、−で縮小します。拡大率は1倍〜12倍で、それぞれキーボードの[+]キー[−]キーでも実行可能です。

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ツールパレットの詳しい説明

ツールパレットは上から、

ツールパレット

通常ペン 特殊効果ペン 図形 特殊機能 消しゴム 描写方法 マスク

となっています。それぞれクリックするごとにツールが変化します。

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通常ペン

鉛筆
鉛筆で描いた線硬いペンです。ギザギザが残り、しっかりとした線が描けます。不透明度(A値)を下げれば水彩と同じように使えます。水彩に比べて感度が低いので、色を重ねたい時は水彩を使うより鉛筆の不透明度(A値)を下げた方がよい場合があります(水彩の A-229 と鉛筆の A-95 が大体同じぐらい)
左の図は A-255(鉛筆初期値)の物です。
水彩
水彩で描いた線柔らかいペンです。色を重ね合わせるように描く事ができます。鉛筆よりも不透明度(A値)の感度が高く、水彩の A-229 と鉛筆の A-95 が大体同じぐらいです。
左の図は A-229(水彩初期値)の物です。
テキスト
テキストで書いた文字文字を入力します。クリック後にテキストボックスが出るので、テキストボックスをクリックして文字を入力し、Enterキーで確定して下さい。クリックした場所の「右上」に文字が描写されます(左図参照:赤矢印がカーソル)
ペンの太さが文字サイズになります。大体、1px のペン幅で、2pt ぐらいの文字を書いていると思うんですが、実際の所どうなんでしょう?まあ 4px〜8px ぐらいで描けば丁度良いかと。不透明度(A値)を下げれば半透明な文字を描く事もできます。不透明度(A値)の感度は鉛筆と同じです。

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特殊効果ペン

トーン
スクリーントーンのようなペンです。不透明度(A値)で密度を変更できます。
トーン A  1〜A 22A  1〜 トーン A 23〜A 45A 23〜 トーン A 46〜A 68A 46〜 トーン A 69〜A 91A 69〜 トーン A 92〜A114A 92〜 トーン A115〜A137A115〜
トーン A138〜A160A138〜 トーン A161〜A183A161〜 トーン A184〜A206A184〜 トーン A207〜A229A207〜 トーン A230〜A252A230〜 トーン A253〜A255A253〜
ぼかし
ぼかしペン(左図:Layer0表示、右図:Layer0非表示)。
ぼかし効果サンプルぼかし効果サンプル2このペンでなぞった部分がぼやけて滑らかになります。周囲の色が透明だった場合、白と見なされて滑らかになります(左図参照)。下のレイヤーに合わせたい場合は▽特殊機能の角取りを使用して下さい。不透明度(A値)によって効果の強弱を調整できます。
覆い焼き
覆い焼き効果サンプル覆い焼きペン。このペンでなぞった部分は明るく(発光したように)なります。不透明度(A値)によって効果の強弱を調整できます。
焼き込み
焼き込み効果サンプル焼き込みペン。このペンでなぞった部分が暗く(焦げたように)なります。不透明度(A値)によって効果の強弱を調整できます。

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図形

四角
塗り潰された四角を描きます。ペンの種類は鉛筆ペンです。不透明度(A値)の指定は水彩ペンと同じ感度になります。
線四角
線だけの四角を描きます。ペンの種類は鉛筆ペンです。不透明度(A値)の指定は水彩ペンと同じ感度になります。
楕円
楕円を描きます。ペンの種類は鉛筆ペンです。不透明度(A値)の指定は水彩ペンと同じ感度になります。
線楕円
線だけの楕円を描きます。ペンの種類は鉛筆ペンです。不透明度(A値)の指定は水彩ペンと同じ感度になります。

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特殊機能

コピー
範囲指定→ドラッグで、その範囲をコピーできます。ドラッグする前にレイヤーを変更すると、違うレイヤーにコピーできます。
レイヤー結合
指定した範囲を現在のレイヤーに結合します。
角取り
角取り(左図:Layer0表示、右図:Layer0非表示)。
角取り効果サンプルぼかし効果サンプル2指定範囲のギザギザ線を滑らかにして、目立たなくします。不透明度(A値)によって効果の強弱を調整できます。ぼかしペンと違い、周囲の色が透明だった場合、下のレイヤーの色に合わせて滑らかになります(右図参照)。
左右反転
指定の範囲を左右反転します。
上下反転
指定の範囲を上下反転します。
傾き
指定の範囲を、時計回りに90°回転します。右に倒れて横になるイメージ。
傾きサンプル:元画像 → 傾きサンプル:傾き後

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消しゴム

消しペン
消しゴムです。上のレイヤー(Layer1)の時は塗った場所を消して、下のレイヤー(Layer0)の絵が見えるようにします。不透明度(A値)の影響を受けるので、色を薄くするためのツールとして使う事も可能です(感度は水彩と同じ)
消し四角
四角範囲に消しゴムをかけます。不透明度(A値)の影響を受けるので、指定範囲を薄くするというような使い方もできます(感度は水彩と同じ)
全消し
キャンバスをクリックすると全ての絵を消します。両方のレイヤーの絵が消えるので注意。片方だけ消したい場合は、消し四角を使う事。

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描写方法

手書き
フリーハンドで自由に線を描きます。
直線
ドラッグ&ドロップで直線を描きます。
BZ曲線
ベジェ曲線を描きます。これを使えばサインカーブのような滑らかな曲線が描けます。まずは始点と終点を決めます。始点から終点までをドラッグして下さい。次に始点から線の延びる方向を決めてクリック、最後に終点から線の延びる方向を決めてクリックです。慣れれば髪の毛のように細くて滑らかな線が自由に描けるようになります。

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マスク指定

マスク指定では右クリックでマスクする色を置く事ができます。例えば青をマスクしたい場合は、青い色を選んで、マスクボタンの上で右クリックです。

通常
マスク指定をなくして普通に描けるようにします。
マスク
指定の色を保護します。例えば黒でマスクすると、黒い色の上には描けなくなります。
逆マスク
指定の色以外を保護します。つまり指定の色にしか描けなくなります。マスクの逆です。
加算
今選んでいる色よりも濃い色を保護します。マスクに指定してある色は無関係なので注意。
逆加算
今選んでいる色よりも薄い色を保護します。マスクに指定してある色は無関係なので注意。

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カラーパレットの詳しい説明

カラーパレット
ペンの色を選べます。ここにある14個のパレットは色置き場として利用できます。また右クリックで、今の色を置く事ができ、Shift+クリックで色を初期値に戻す事ができます。
RGBAバー
現在選んでいる色のRGBバーと不透明度(A値)です。RGBバーはそれぞれ赤、緑、青の光の三原色を表し、全部0で黒、全部255で白になります。色々と選んでみてください。
不透明度(A値)は、小さくするとペンが徐々に透明になっていきます。感度(数値に対する透明度の割合)は、鉛筆系と水彩系の2種類あり、鉛筆系の方がより不透明に、水彩系の方がより透明になります。
RGBバー、不透明度(A値)を変更する時に、パレットの外にカーソルが移動すると変化幅が小さくなるので、微調整する場合に便利です。

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ペンの太さ、ペン記憶、レイヤーの詳しい説明

ペンの太さ
ペンの太さをドラッグで変更します。パレットの外にカーソルが移動すると変化幅が小さくなるので、微調整する場合に便利です。またテキスト入力時には文字のサイズになり、1pxで大よそ2ptぐらいだと思います。普通は 4px〜8px ぐらいの文字が丁度良いかと。
Ctrl+Alt+ドラッグでもペンの太さを変更できます。
ペン記憶
右クリックでペンを記憶しておく事ができます。記憶できるのは選んでいるツール、色、不透明度(A値、)ペンの太さです。マスクは記憶されません。記憶したペンはクリックで取り出すことができます。
レイヤー
現在のレイヤーが表示されます。レイヤーはアニメのセル画のように、複数の絵を重ね合わせる事のできる機能です。PaintBBSで使えるレイヤーは2枚あり、Layer0が下のレイヤー、Layer1が上のレイヤーになります。
例えばLayer1に主線を描いた後、Layer0に色を塗れば、主線が消えないので綺麗に塗る事ができます。
レイヤーパレットで右クリックすると、現在のレイヤーを非表示にします。

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