大失敗合成は、アイテム合成の際に、強化側アイテム(最初に選ぶ方)にパラメータが減少する称号を付けて合成する事で、パラメータ強化の効率を大幅に上昇させる技です。「大失敗」の称号を使う事で最大の効果を得る事ができるため、一般的に「大失敗合成」と呼ばれます。
通常の合成では素材となるアイテムのパラメータ+称号上昇分までしかパラメータを上昇させる事はできませんが、大失敗の称号を使うと、素材の「パラメータ+称号上昇分」の5倍まで上昇させる事が可能になります。
パラメータが一気に上昇するため、マナを大量に使うのが欠点といえば欠点ですが、「へっぽこ」や「役立たず」などを利用して段階的にパラメータをアップさせれば問題ありません。
また、大失敗合成したアイテムを素材として使うことにより、無制限にパラメータをアップさせる事ができるため、全パラメータ999万9999の装備も夢ではありません。
大失敗合成を行う場合、複数の素材アイテムを持ち帰って、それをまとめて合成するという流れになる事が多くなります。この時、持ち帰った複数のアイテムを合成する順番によって、合成の効率が変わってきます。
具体的には、パラメータの低い順から合成した方が、効率は高くなります。Lv9999の素材なら、同じ数のアイテムを使っても、最終的なパラメータに10万ほどの開きが出る場合もあります。
順番は、単純にパラメータ順に並び替える機能が無いので、多少面倒でも自分で確認するようにしましょう。
さてここで、持ち帰ったアイテムをそのまま合成する場合と、素材同士を大失敗合成させてから合成した場合とでは、どちらが効率的なのでしょうか?
例えば、素材アイテムを4つ持ち帰った場合を考えてみましょう。強化用アイテムに素材を4つ続けて大失敗した場合と、2つ合成した後に残った二つを大失敗合成し、それを合成した場合、最初から2つずつ大失敗合成してから合成する場合と、2つ大失敗合成した素材同士をさらに大失敗合成した物を合成する場合の4パターンが考えられます。この中でどれが一番効率的なのでしょう?
これは強化側の能力によって結果が大きく異なるため、実は単純比較できません。できませんが、ほとんどの状況において効率的な順序が見つかったので掲載しておきます。
まず準備として、素材がLv9999である事。これが大前提です。その状態から
以上の手順が、同じアイテムを素材に使った場合の最も効率的な合成方法になります。
素材アイテム同士を合成する時は、最も数値の低いアイテムを強化します。
例を挙げれば、45個のレンガを合成した場合、単純に全部大失敗合成した場合はAtk200万程ですが、上記手順で合成すると、Atk350万以上になります(両方ともAtk+60%称号利用時)。これに装備率の値が関わってきますので、Atk120%の武器なら、装備後のAtkが200万近くも違ってしまいます。
ちなみに装備率120%でレンガ利用なら、レンガが160個前後あれば、装備後のAtk999万9999にできる事になります。