多対一テクニック

一人旅など、特に少ないユニットで多数の敵と戦うときに役に立つテクニック集です。


防御と移動でダメージを最小限にする

敵が動かない場合や敵の移動力がキャラよりも少ない場合にダメージを最小限に抑える戦法です。

まず敵の横に移動したら攻撃せずに防御します。次のターンに敵を攻撃した後、敵の攻撃範囲外へ移動します。この方法だと通常通りに殴りあうのに比べ、敵の攻撃を受ける時は常に防御状態なので、特に一人旅のように1対多で戦う時には重宝します。特に遠距離攻撃ができない場合には、まともに戦ったら勝てない相手にも勝てる可能性があるので、覚えておくと良いです。

応用として、ジオシンボルを破壊する時に、シンボルの横で防御し、次のターンに破壊後移動するというやり方もあります。例えば3−2の進入禁止や、アイテム界で1マス幅の通路の入り口を塞いでいるシンボルなどです。そのまま破壊すると、それまで移動できなかったマスに敵が移動してきて一気に囲まれる危険がありますが、シンボル破壊後、進入禁止から遠ざかったり、シンボルのあった場所に移動したりすれば、敵に囲まれる危険を最小限にできます。


武器に眠り屋を付ける

基本的に多対一の場合、圧倒的火力で一撃で倒すのが理想ですが、実際にそう上手くはいきません。そこで武器に眠り屋をつけておく事で、敵のターンの行動を封じる事ができ、結果として生き残る可能性が高くなります。特に反撃回数の多いキャラで銃使いの場合(格闘家+銃など)、眠り屋は非常に強力な武器となります。

眠り屋は多ければ多いほど有利ですが、とりあえず10ぐらいあると強力です。また、敵レベルの1/4ぐらいの数値だと、マップクリアまで起きない事もあります。武器ではなく防具につけても問題ありません。

ただし、宇宙魔族や上位魔物型は状態異常を無効化するので、ゲーム終盤ではほとんど役に立たなくなります。

逆に行動不能になる可能性のある眠りや、ダメージが相対的に大きくなる毒に対する耐性屋は、優先して確保しておきましょう。優先順位としては、耐毒屋、耐眠り屋、耐ど忘れ屋、耐マヒ屋、耐堕落屋の順です。


袋小路で戦う

4方向のうち、3方向を壁などでかこまれた場所(袋小路)で待機すると、寄ってくる敵の数も、一度に攻撃してくる敵の数も、大幅に制限されます。これは敵の思考ルーチンの特長によるものです。

ディスガイアの場合、見た目は一斉に動いていますが、実は敵はキャラ一覧の上から順に行動を決定します。その際、前のキャラの行動によってコチラのキャラに対して攻撃手段がなくなったキャラは、移動すらしなくなります。

そこで3方向が壁の場所で戦うと、敵が遠距離攻撃を持たない場合、正面の1マスしか攻撃可能な場所が無いので、敵はほぼ1体ずつしか動かなくなります(誰も攻撃範囲に入れない場合は一斉に動く)。つまり、どんなに敵の数が多いマップでも、地形によっては1体だけを相手にすれば良い事になり、非常に有利に戦えます。

3方向壁の場所が無い場合は、せめて角など2方向が塞がっているマスをキープしましょう。ジオシンボルやベースパネルも利用すれば、意外と簡単に袋小路を作れるので、人型一人旅の場合はシンボルを投げて道を塞ぐという戦い方は非常に有効になります。


受けるダメージの高い敵から倒す

これは特に多対一に限らないのですが、マップ上で最も攻撃力の高い敵から倒すのが生き残るための秘訣です。ですが特に多対一ともなれば、その重要性が顕著になります。

例えばアイテム界ならとりあえず自分の周囲にいる敵キャラの攻撃力ぐらいはチェックしておきましょう。アイテム装備で予想外の攻撃力を持つ敵もいるので要注意です。

また、Atkは低くとも技が厄介な敵もいます。自分が弱点の属性の特殊を持つ敵がいたら、優先しておいた方が無難です。また状態異常や回復などを持つ敵も優先しておいた方が良いでしょう。敵の能力は敵にカーソルを合わせて○ボタン(Aボタン)を押すだけで十分確認できるので、常に敵の状態をチェックする慎重さこそが、生き残るためには不可欠なのです。


袋小路+眠り屋で、敵の攻撃を封じる

袋小路で攻撃してくる敵の数を減らす場合、攻撃してくる敵をあえて倒さずに、眠らせて無力化する事で、敵の攻撃を数ターン〜数十ターンにわたって完全に封じる事が可能になります。この間に遠距離攻撃で残りの敵を攻撃すれば、一方的に攻撃することができます。

この戦法を使う場合、あえて弱い武器に変えて与えるダメージを減らし、眠らせた敵を倒さないようにすると、更に有効です。この場合は定期的に眠っている敵を攻撃し、起きないように眠りターン数を加算し続けるようにすると、更に安定します。


防御したまま反撃

反撃回数が3以上あるキャラの場合、防御していても反撃することが出来ます。この場合、反撃返しも防御できるので、受けるダメージを最小限にした上で、敵を攻撃することが出来ます。

特に複数の敵に囲まれてしまう場合や、反撃合戦で逆にダメージが増えるような場合に有効で、マップによっては防御しているだけでクリアできる事もあります。