コラム:愛情って何だろう?

今回は、キャラクターに対する「愛情」そのものについて、ちょっと考えたいと思います。


愛情育成について

愛情育成を掲載して以後、当サイトの育成に愛情が無いという人は、ほとんどいなくなりました。逆に「あそこまでできません」という人もいます。それはそうでしょう、私もできません(笑)。正確には「やろうと思えない」です。あの育成方法はあくまでも一例として掲載したのであり、私が実際に育てたわけではないからです。

私は、愛情育成は育成方針の一環として掲載したのですが、それがイコール私の愛情育成ではありません。また正しい愛情というわけでもありません。愛情表現の方法は人によって違うのです。


愛情というもの

話を戻しますと、そもそものキッカケは「エトナに剣装備させるのは愛が無い」という話だったりします。この人の意見では、エトナは槍使いだから剣を装備させるのは邪道、という事でした。

私は別にそれを否定するつもりはありません。が、とりあえず反論させてもらえば、エトナが槍使いという公式設定は特に無いですよね。どっちかというと重火器や拷問道具なんかを好んで使いそうです。確かに槍のWPは高めですが、斧も同じだし、ましてやラハールと同程度なわけですから、得意というほどの数値でもないと思います。

何が言いたいかというと、別に自分がどういう風に愛情を注いでもかまわないから、それを押し付けないで欲しいという事です。正直に言えば私はエトナ派ではないし、フロン派でもないし、ラハール派でもありません。メイキングキャラもどれが格別好きという事もありません。私が好きなのは「ディスガイア」というゲームそのものです。

確かにエトナに対する愛情では、本当に好きな人には劣っているかもしれません。でもそもそも愛情というのは競うものでもないと思います。それに、私は剣を装備させる事が、イコール愛が無い、では無いと思います。


剣装備にも愛はある

例えばエトナに槍、ストライダーに銃、男戦士に斧、という風に装備させたままゲームを進めて、中盤以降、剣を装備したキャラや魔法使い系のキャラが使い勝手が良い&育成が楽という理由でレベルに差がつき、エトナやストライダー、斧装備の戦士が2軍落ちした経験のある人はいませんか?

私は見事にその一人です。割と好きだった女戦士も槍を装備させていたため2軍落ち、結局、剣装備のラハールと3属性魔法を覚えさせた僧侶の2人以外、全員2軍落ちしました。

こうして好きなキャラを育てていない、好きなキャラが使いづらいから使っていない、という人は多いらしいです。でもほとんどのキャラは剣を装備させれば育成は楽になるし、使い勝手は良くなるし、それだけで主力として使えるようになるのは間違いありません。

私の場合、好きなキャラは強くして主力として使う、というのが普通のプレイスタイルです。雰囲気重視でエトナに槍を装備させて結局2軍落ちして使ってない人、エトナを主力として使うために剣を装備させて最後まで主力に据えている人、あなたはどちらに愛情を感じるでしょうか?どちらかが正しくないという事はありません。両方正しいのです。

もちろん、槍装備のまま主力として育てている根性のある人もいます。そのキャラに対してどういう形で愛を注ぐかは、その人によって違うと思います。私はわざわざ使い勝手の悪いキャラを我慢して使うのはゲームがつまらなくなるので、エトナを育てるなら迷わず剣を装備させ、パーティー内最強キャラに育てます。それが私なりの愛情の注ぎ方です。

私の育成方針を押し付けるつもりも推奨するつもりもありませんが、否定されるのは納得できません。それはみな一緒だと思います。私は今回の記事や前回の愛情育成で、それ以外の育成方法を否定するものではありません。ただ中途半端は嫌いなので、やるなら徹底して欲しいとは思います。


防具に対するこだわり

武器は結構こだわってる人がいるみたいですが、防具にまでこだわってる人は少ないです。それに武器も、系統にだけこだわって何を装備するかは強さ優先、では矛盾してると思うんですよ。

例えばエトナに槍装備は良いですが、防具に高級なべぶたとか、武士道スーツとか、肉のヨロイなんかを装備させてたら台無しなような気がします。超合金ロボスーツなんか、喜んで着るのはフロンやゴードンぐらいなんじゃないかな?ラハールなんか、

「ばか者!そんな恥ずかしいもの着れるか!」

とか怒りそうだし。まあそうじゃなくても、ヨロイ系3つとかみたいに、同じ系統の装備品を複数装備するのはかなり矛盾しているといえます。

武器の系統だけを気にするのではなく、中身を気にした方がより愛着がわくと思いますし、逆にそこを気にしないで強さ優先の装備をするなら、剣を否定する意味も無いと思います。どうせこだわるなら、中途半端はせずに、徹底的にこだわって欲しいと思います。

例えば某漫画家さんみたいに、女性キャラ全員メガネ装備とかね(笑)


まとめ

結局、愛情の表現方法は人それぞれなのだから、愛情の注ぎ方も人それぞれで違うし、だからこそプレイスタイルも人それぞれで違う、という事です。だから他人のプレイスタイルをとやかく言うなって事です。ただどうせ愛情を注ぐなら、中途半端にせず徹底的に愛情を注ぎましょう。

もちろん、愛情なんか関係無しにまったりプレイするのも、それはそれで「ディスガイアの楽しみ方の一つ」です。回りの意見に左右されず、自分の楽しみ方でディスガイアという世界を楽しんで欲しいと思います。


補足

上記の「エトナ好きの人」は当攻略ページの攻略班の一人で、現在でも普通に交流してます。今回の記事も当人の許可の下で書いていますので、ご安心(?)下さい(笑)

ちなみに、人のプレイスタイルを否定するな!というのは、我々共通の主張です。