図鑑データ1


格闘家♂

自らの肉体を極限まで鍛え抜き、己が道を極めんとする孤高の戦士。暗黒闘神を身にまとっているので徒手空拳で銃剣類の武器と互角に渡り合える。開祖は人間界から修行に来た伝説の格闘家と言い伝えられているが、真相は定かではない。強さこそが正義であり真理とする武侠集団。


格闘家♀

魔界の辺境にある『獣の里』出身者で構成。もともとは貴族の娘の花嫁修行の場だったが、長い歴史の中で不必要な要素が淘汰されていき、結果として獣の里は女格闘家の養成所になった。獣の里のニルヴァームといえば、武林(武芸者の世界)でも一目置かれる存在。ニルヴァームとは免許皆伝の意。


戦士♂

魔界では多くの者が生まれながらにして戦士の素質を持ち合わせている。軽装なのは動きやすさを求めた結果と、彼らが瞬時にして肉体を硬化させる能力を身に付けているからである。好戦的な性格で仲間意識は低いが、自分が認めた相手に対しては敬意を払う。


戦士♀

女戦士としての素質を持つ者が少ないため、素質ある者は幼くして師に引き取られ、師一人、弟子一人の修行生活を送る。師は引退した女戦士であることが多い。弟子は『リーベ』と呼ばれ、戦闘技術以外にも生き抜くためのすべを徹底的に叩き込まれる。そのためか勝気な性格の者が大半である。


僧侶♂

好戦的な悪魔の中では珍しく戦いを嫌い、天界への偏見を持っていない良識派が多い。戦いで傷ついた者を癒すことは罪深い行いで、自らの行為を罰するため、イバラの法衣を身にまとうよう教義で定められている。教典には魔法が科学的に証明される以前から彼らが自然霊素の存在を知っていた記録もある。


僧侶♀

もとは天界から追放された天使が堕天使となり、癒しの魔法を広めたと言い伝えられている。男の僧侶と違い、戦いに傷ついた者を癒すことは必要な行為だと肯定している。そのため、能力を伸ばすことに積極的で女僧侶専門の魔法学校は数千年の歴史を誇る。セラ・ウイガードなど有名僧侶を輩出。


ドクロ

魔法を使うには並外れた精神力が必要であり、独特の格好は集中力を高めるための伝統衣装。彼らが奇声を発するのはトランス状態の証で、集中力が頂点に達していることを表している。その集中力は時として200ポルガ以上を記録。代表的な魔法としては、炎・水・風のいわゆる『三大霊素』を利用したものが有名。


魔法使い♀

魔法とはジオエフェクトの発見者であり、錬金術・魔地質学の祖ヴリアミドが提唱した『七霊素の法則』を基本理論とした力の総称。正確には精神力を消費して霊素を発現する一種の内転外放を利用した連鎖反応。魔法使い(トロイラ)という言葉は古代語の自己犠牲(トロイラーボ)を語源とする。