講座1-4 装備適正ってなに?

ディスガイアでは職業ごとに装備できる武器防具の制限がありません。魔法使いが斧を装備しても良いし、戦士が杖を装備しても構いません。しかし、同じ装備をしても効果は同じではありません。その性格付けをしているのが装備適正です。


装備適正

装備適正はキャラクター作成時やステータス画面で確認できる、Hp 100%、Atk 110%、などのパラメータです。この数値は、武器防具を装備した時に、どのぐらいパラメータがアップするかを表します。

例えば戦士であれば、Def 100%ですので、防具を装備した時にその防具のDefと同じだけ戦士のDefもアップします。ところが格闘家はDef 50%なので同じ防具を装備しても半分のDefしかアップしません。つまり格闘家の方が防御力が低くなるわけです。

このように装備適正によってキャラクターの特徴が出るようになっています。


装備適正のメリット、デメリット

先ほど話したように、格闘家はDefの適正が低いため、防具を装備しても効果は薄くなります。しかしベルト系のようにDefが下がる装備品の場合は、下がる数値も低くなります。

例えば勇者ベルトならAtk+300、Def-100なので、戦士が装備するとDefが100下がります。しかし格闘家なら適正が50%なので、Atk+300、Def-50になるのです。適正が低いのも悪い事ばかりでは無いという事ですね。


低い適正を補う方法

しかしそうは言ってもDefが低ければ敵にやられやすいのはどうしようもありません。Spが低ければ技もあまり使えませんし、Hitが低ければ攻撃が命中しません。

そこで何とかして補う必要があるのですが、普通のゲームのように装備品で補うのはオススメできません。

普通のゲームであれば防御力が低ければ防御力の高い防具を装備すれば良いわけですが、ディスガイアではその装備品の効果が低くなるわけです。そのためより高価で強力な装備品が必要になりますし、多くの防具を装備する必要があるため装備欄を圧迫します。住人で補うにも余分な人数が必要なので効率が悪くなります。

そこで、苦手なパラメータは素質で補いましょう。キャラ作成や転生の時に、装備適正の低いパラメータにポイントを入れるのです。

普通のゲームであれば得意分野にポイントを入れるのが王道ですが、ディスガイアではむしろ逆になります。装備適正やウェポンマスタリーの効果で装備品の効果が非常に高くなるため、得意分野のパラメータを伸ばしても効果が薄くなるのです。逆に苦手分野はその装備品の効果が薄くなる分、相対的にパラメータの効果が高くなります。

つまり、ディスガイアでは僧侶や魔法使いはDefに、戦士はSpに、という風に、苦手な分野を伸ばした方がより強いキャラを作れるのです。

いまいちピンと来ない人は、格闘家を2人「優秀」で作って、片方をAtkに、片方をDefにボーナスポイントを割り振って、同じように育ててみて下さい。きっと考えが変わるはずです。