皆さんこんにちは。くるるです。今回は管理人のマナーの流れで、最近非常に多く、そして一部の人間に悪質な被害を与えているブロガー（ブログ管理者）のネタバレ書き込みについて話していこうと思います。
最近、少年漫画（特に週刊少年ジャンプ）を購読しているブロガーが、同ブログ上で雑誌の内容をネタバレ書き込みし、一部の愛読者に悪質な被害を与えています。これは主に女性ブロガーに多い傾向で、中でも自称「腐女子」を名乗るＢＬ好き（ボーイズラブ、平たく言えば少年愛倒錯者）に多く見られる現象です。
問題なのはこれらの書き込み時期で、発売日当日の朝ならまだマシな方で、中には発売日前日に書き込みしている人までいます。
当たり前の話ですが、ブログというのはその性質上、毎日同じ話題ばかり書き込まれるわけではありません。そういうブログもありますが、ほとんどのブログは以前のＷＥＢ日記の延長であり、日々起こった事を書き込む場合が多いようです。つまり、読者も特定の話題のために見に来ることは少なく、個人的な知り合いであったり、たまたま趣味の合う人だったりします。
ここで問題になるのが、これらの人がネタバレを望んでいる可能性は非常に少ないという事と、ブログを読むまでネタバレが含まれているかどうかがわからない事が多いと言う事実です。
例えば雑誌のネタバレの場合、発売日にネタバレをする人が多いため、発売日当日はどこのブログも見ない、という人がいます。そもそもネタバレ書き込みが無造作にされている事にも問題があるわけですが、その前に、この方法でも発売日前日に書き込んでくれちゃってるブログには対応できません。そういうところを見つけたら行かなければよいと思うかもしれませんが、ことはそういう簡単な話ではないのです。
例えば久しぶりに友人のブログを訪ねてみたという場合、そこで絶対見たくないと思っていたネタバレを見てしまう、という事がありえます。この場合、相手が友人（もしくは知人）であるがゆえに、別の問題が発生します。
例えば相手が親友と呼べるような間柄であれば、ある程度は許せるかもしれませんが、そうでない場合、交友関係にヒビが入る事もあります。ましてやそれほど親しくないクラスメイトや同僚から、「私ブログ始めたんだ〜見てね」なんて言われて見に行った先でこういう事があれば、気の短い人であればちょっとした殺意を抱くかもしれません。
上記は極端な例ですが、ゲームやコミックなどの発売後ネタバレも問題になっています。例えば買ったけどプレイ時間が取れなくてほとんど進んでいなかったゲームのネタバレ。買いたいけれど手持ちがなく、次の給料日まで我慢していたゲームのラスト付近のネタバレ。そういった書き込みを見たくないのに見る羽目になり、やり場のない怒りや虚無感に襲われている人は結構多いです。
少なくとも、私の知人だけで、交友問題にまで発展したケースが２件、友人のブログへ行かなくなったケースが２件、少なからず嫌な思いをしたというケースが17件、雑談や相談などで持ち込まれています。ここ一年の間に、です。
ここでブログをやっている方に本気でお願いしたい事があります。
それはネタバレを書き込む場合、それが新しい話題か古い話題かに限らず、必ず別のページに書き込みを用意し、希望者のみリンクをクリックしてネタバレ書き込みを見れるようにしていただきたい、という事。もしくは週刊誌であれば発売日の２日後（離島などでは発売日が遅れる事があるため）までは書き込まない。月刊誌なら１週間以降、ゲームなどの場合、半年から一年以上経ってからにするなど、見る人の事情をある程度考えて書き込むようにしてほしいという事です。
こういう事は管理者としての基本的なマナーです。相手によっては詐欺被害と同じぐらいの精神的ダメージを与える、非常に悪質なマナー違反なんです。それを忘れないでほしいです。
なお、隠蔽文字（文字色と背景色が同じもの）はあまり意味が無いです。あれは全ての環境で隠蔽されるわけではなく、そのまま表示される事も少なくありません。対策と呼ぶにはあまりにも幼稚な方法なので、他に方法がない場合でない限りは、使うべきではないでしょう。
もっとも、キチンと切り分けできないなら、そもそもネタバレを書き込むことそのものを、やめるべきだと思いますけどね。たとえ誰が傷ついても構わない、自分の満足感さえ得られればよいという、他者犠牲精神たっぷりの自己中心的理由でブログをやっているのでない限りは・・・ね。
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