幻想世界Vol.3 魔法について5

真の分類とは?

これはあくまでも私の説ですので、厳密には「真の」分類ではありませんが、4大元素よりはまともだと思います。また各分類を属性ではなく、要素と呼びます。ちなみにここでの魔法は各要素を「操る」能力であり、生み出す能力ではない点に注意してください。

まずは光の要素。これは光量の強弱を司ります。また光に含まれる色のファクターを内包しますので、光の要素を操れれば相手の視覚を錯覚させ、自分の存在を見えないようにする事もできるでしょう。特に人間は視覚に頼っているため、その視覚を自在に錯覚させられる能力は非常に強力です。強力な光によって一時的、または永続的に視覚を奪う事も可能です。他に紫外線やX線など不可視光線も含まれるため、研究が進めば広い範囲での応用が可能となるでしょう。扱い方によってはレーザー的な使用も可能です。当然ですが光量の縮小により闇を操る事も可能です。

次に熱の要素。これはどちらかというと運動エネルギーを操るわけですが、運動エネルギーは熱要素を操るための手段として捉えます。熱は前述の通り、高温から低温までを司ります。熱を操る事で対象物を「直接」燃やす事ができます。またさらなる超高温によりあらゆる物質を溶解、気化、消滅させる事ができます。また低温により凍傷を与える事ができるほか、超低温によって凍結、脆化、組織破壊、そして死をもたらす事ができます。しかし、適度な温度調節は運動性能の活性化や生活環境の安定化をもたらします。

次に大気の要素。これは大気中に含まれる様々な物質、気体、粒子などを司ります。これらの一部を操る事で、特定の現象を引き起こしたり、また起こしやすくしたりします。また、部分的に排除する事により真空を作り出す事も可能です。更に大気中の成分密度の変化により圧力を変化させる事ができ、空気の振動によって音を操る事もできます。また振動伝達のロスを操作する事により、影響範囲を伸縮する事も可能です。真空、高圧力、超音波など、攻撃に転用した時の潜在能力は計り知れません。

そして電気の要素。これは大気の要素にも含まれるのですが、電気の特性が非常に利便性が高い事が発見されたため、別要素として細分化したものです。文字通り電気エネルギーを司ります。電気を操る事は機械文明の発展に大きく貢献しますが、まだ発見されて間もないため、一般的な利用法は電灯レベルにとどまっており、今後の研究が期待されます。ただし大気に働きかける事により雷を発生させられる事がわかっており、強力な魔物に対する有効な攻撃手段としても注目を集めています。

更に物質の要素があります。これは鉱物や堆積物など大地の構成物質を司ります。実はこの分野は自在に操る方法が確立しておらず、一部の研究者を除いては利用方法のみが研究されています。これらの物質の構成要素を自在に操る事ができれば、加工や採掘が簡単になるばかりではなく、任意の物質を自在に作り出す事ができるのですが、研究は全く進んでいない状態です。

また発見されていない要素として磁力があります。磁力を司っていますが、まだ存在すら認識されていないため詳細は不明です。

最後に生命の要素。生物の生体活動を司ります。この分野を操る魔法は古くから研究されてきましたが、生物の体は非常に複雑なため副作用が多く、また不適切な処置による犠牲者が後を絶たなかったため、長く神を冒涜する邪悪な技として禁じられてきました。近年、医療技術の発達と共に医療転用の目的で生命の要素の研究も再開され、魔法医学という新しい分野が生まれました。それにより多くの奇病難病が治療可能となりましたが、同時に様々な生体破壊法をも生み出したため、限られた人間にしか使うことができない魔法となっています。

以上7要素が世界の構成要素です。もし仮に精霊が世界を支えているのであれば、この7要素だと私は考えます。そしてこれらの要素を操るためのエネルギーこそ魔力であり、魔力によって生み出されるパワーが魔法エネルギーという事になります。


魔法まとめ

とりあえず魔法に関してはまだまだ言いたい事があるんですが、いつまでたっても終わらないのでこの辺でやめときます(笑)

武器に関してもそうですが、現在のゲームは本当に過去の作品の設定をそのまま疑いもせずに使ってるだけのものが多いので、そろそろテコ入れしてほしいです。そういうゲームが嫌いなわけではないんですけどね、たとえば普通に売ってる剣の最強がフラムベルジュだったりすると…かなりがっかりしますからね(→ねぇアトラスさん/笑)


感想はコチラ

名前:

内容:



ご意見、ご要望は、メール:kururu@plala.toや、雑談掲示板などでも受け付けてます♪