ワレワレハウチュウジンダ正否考察

皆さんこんにちは。くるるです。今回は宇宙人の真似といえば、ほぼ9割の人がやるであろう、有名なこの言葉について、この発言が正しいか否かについて考察してみたいと思います。ちなみにこの言葉を言った異星人を「A星人」と呼ぶことにします。

この言葉は多くの場合、なぜ自分の星の名前を言わないのか?という点が指摘されて、正当性を否定されます。でもチョット待って下さい。それって凄く日本的な、というか地球的な勝手な言いがかりなんじゃありませんか?

現在、地球には様々な民族が存在し、言葉も多様化しています。地球という1つの星の中でさえ、100を超える言語が存在します。それならばA星人が地球と同じ言葉を話す確率はどのぐらいでしょう?恐らくゼロ%です。という事は、A星人のセリフは、自分達の言葉を地球のいづれかの国の言葉に翻訳したもの、という事になります。

なぜ、翻訳を試みたのでしょう?単に侵略するつもりなら意思の疎通を図る必要はありません。地球人が気がついていないのをいい事に、一気に侵略すればよいだけです。という事は、A星人は地球と友好関係を結ぶために(少なくとも何らかの話し合いをするために)来訪したと考えられます。自分達の意思を伝えるためにわざわざ地球の言葉を覚えてきたのです。結構気の利いた人達ですよね。

未知の言葉を訳す、という事は簡単ではありません。恐らくA星人は事前に地球におとずれ、長い時間をかけて地球人を調査/分析し、言葉を収集し、解析し、翻訳していったに違いありません。その中で彼らは地球人たちが自分たちの事を何と呼ぶのか?を調べたことは間違いないでしょう。そこで以下のような会話が想定されます。


A星人の会話

「隊長、地球調査隊より報告が入りました。」

「それで、地球では我らのことを何と呼ぶのかわかったかね?」

「それが地球では我らだけでなく、自分達以外の星の住人は全て”ウチュウジン”、つまり宇宙の人と呼んでいるようです。」

「何!?いまや数万種と言われる知的生命体を個別に識別する言葉が一切無いと言うのかね?」

「はい。星の名前を取って呼ぶ事もあるようですが全て空想上の生命体のようです。地球では宇宙航行技術が発達しておらず、地上から観測できる狭い範囲の星しか認識しておりません。そのため、現存する知的生命宿星の名前も存在せず、従って我々を識別する言葉も存在しない事になります。」

「何と言うことだ。しかしだからと言って我々の言葉で話しても、伝達原理が違うため地球人には理解できないだろうしな。だからこそ地球での呼ばれ方を知りたかったのだが・・・、仕方あるまい、とりあえずその”ウチュウジン”と名乗っておき、地球での呼び名は地球人に決めてもらう他あるまい。」

※注:彼らの会話は日本人が理解できるよう、日本語に訳してあります。


ワレワレハウチュウジンダ

以上が、この言葉が発せられた経緯だと思われます。つまりこの言葉はA星人が発しているのではなく、彼らが作った翻訳機械により地球人に認識できる「音」に変換された擬似音声という事ですね。彼らが自分達の星の名前を言わないのは、地球人がその星に名前を付けていないから、”ウチュウジン”というしかなかった、という単純な理由なのです。別に”イセイジン”でも良いんですけどね。それだと”イ”という星だと思われそうで、嫌だったんじゃないですかね?(笑)

※注:この話は私が勝手にこじつけたものです。まじめに解釈しないよう、ご注意下さい。この話を読んで、思わず納得してしまった人は、下記メールフォームより、その旨お知らせ下さい。くるるが「ニヤリ」とします(笑)


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